?A システムの概要
本庁舎(国民健康保険課、国民年金課)−支所(2カ所)間の音声、画像による
双方向のテレビ電話システム。本庁舎の担当者と、支所にいる住民とが直接会話することが可能となる(次頁参照)。
支所側のテレビ電話には本庁の職員が映り、手統きに必要な事柄を説明する。また、本庁側では支所側に設置されている資料カメラ装置により、書類を細部まで確認できるようになっている。支所側の端末操作は、市民ではなく支所の職員が行っている。
?B 導入経緯
本システムは、平成8年7月1日より、松戸市の副都心である新松戸駅周辺の新松戸支所と、本庁舎からもっとも離れている六実支所の2支所によって稼動している。
市長が、行政窓口サービスの利便性向上に重点を置いているのがきっかけである。そのことから、平成7年度より支所機能の充実に関する施策が展開されている。
しかし、支所機能の充実において施設や人員の増加を伴うのは財政的に厳しい状況であったため、テレビ電話の導入が図られた。また、他の行政手続きは電算機のオンライン化によってほぼ終了していることから、さらに支所での手続きを可能にするためにはテレビ電話の導入が必要であった。
当初は福祉部門に関る行政手続きの実施を想定していたが、福祉に関る業務は多部所にまたがるため、テレビ電話を活用した行政手続きを実施するまでには時間がかかると考え、単独部所で実施可能である国民健康保険課と国民年金課の行政手続きの実施を行った。
また、六実支所の支持人口は市内で8カ所ある支所の中で2番目に少ないところであるが、六実支所は本庁舎からもっとも遠い。システムの効率性が重視されれば六実支所での実施は行われなかったであろうが、市民の利便性を高めるということに重点が置かれているため六実支所での展開が行われていると認識している。
?C 導入効果
テレビ電話を活用して書類を作成するのに、早い人であれば5分程度で仕上げるが、1時間程度要した人もいるが、六実支所であれば、支所から本庁舎までの往復で半日を要するため、1時間でも十分に効果があると考えており、本庁舎まで出向く必要がなくなり、高齢者には非常に感謝されているとのこと。
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